ナチュログ管理画面 フライフィッシング  フライフィッシング 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
プロフィール
036
036
036です。
今年は、
「楽しく」
「自分で体験する」
がテーマかな?
QRコード
QRCODE
オーナーへメッセージ
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人

2006年01月25日

捕食行動とフラグ(補足)。

前回は、
食行動は刺激によって起こる。と書きましたが、今回は蛇足補足です。

そもそも、刺激というのは、主に視覚で捉えた事象に対し、体内で様々な物質が分泌される事を指します。
その結果として、色々な行動が起こるわけです。

例えば、
梅干を口の中に入れると唾液が分泌されます。
→これが生得的行動です。

上の文章を見て、思わず口の中に唾液が出た(036は出ました^^)
→これが習得的行動です。

前者は、生まれつき持っている機能。
後者は、成長していく過程で得た経験からきた行動です。

さて、肝心の捕食行動です。
捕食行動に至る刺激を与える道具として、釣り人は生き餌、もしくは疑似餌を使用します。

もちろん、036はフライを使います。フライフィッシャーですから^^

フライは、外見的な特徴と、使用目的に応じた特長があります。
その1つ1つに、魚に刺激を与えるファクターがあります。
さらに、アクションをつける(何もしないのもアクションですね)事も、有効な刺激です。

フライフィッシングの用語に、「ドラグフリー」という言葉があります。

要は、フライが水面上を、自然に流れるためのテクニックなのですが、これが忙しい。
ドラグというのは水の流れのことです。
面積が大きいほど、流されやすくなります。

フライラインにドラグが掛かって流されると、フライも動きが不自然になってしまいます。
そうならないように、ラインをコントロールしなければなりません。
このライン操作を「メンディング」と呼びます。

っと閑話休題。ドラグの話でした。

何故、ドラグフリーが良いか?という話なのですが、ここでようやくフラグが出てきます。
魚が食べている→フラグが立っている、と考えるならば

フライを普段食べているエサに近付けるためには、ドラグフリーが前提。
魚にとって、流下物の動きとはドラグフリーなわけですから(当たり前)。
他のファクターも普段のエサと同じフラグが立てば、捕食してくる筈です。

当然、時間的な要素など、周囲の環境によってフラグも変化します。
また、魚のコンディションも個体差があるため、一概には言えないかもしれません。あくまで概論として書いています。



逆に立ててはいけないフラグもあります。

つまり、魚に捕食行動をやめさせる行動のフラグを立てる。
・・・まわりくどいな。

単純に、警戒フラグにしましょう。

このフラグを立てると、ほぼ釣れなくなります。

要因は、釣り人の行動に因るところ大です。
ですが、他の生物の行動なども考えられます。
釣り場での行動が、釣果に影響するのはこのためですね^^
(036はこの点、反面教師です^^;)

この状態、スレとは若干違うと考えています。

スレる、というのは、捕食フラグが極端に減った状態
一方、警戒フラグは、捕食行動の非常停止状態
ではないかと思います。


例えば、マラブーを引っ張りで釣ったと仮定します。
・魚が途中までは追いかけたが、なぜか食いついてこない、
スレている

・魚が、マラブーを見た途端に逃げてしまった、
警戒フラグが立っている。

という感じでしょうか?

*追記*

スレの状態について。
・途中まで追いかけた。という事は、捕食行動に入っている。
→(途中で)捕食をやめた。という事は、スイッチが切れたわけではなく、他の行動のフラグが立った。そう考えたほうが良さそうです。

つまり、スレ警戒フラグは同一。ということなのでしょうか?

もしかしたら、警戒行動も段階的に分かれているのかも。
コンディショングリーンからレッドに変わるように、魚の体中でも、見えない変化があるのかもしれませんね。



同じカテゴリー(釣”孝”記)の記事画像
EP3:湯川でのフライフィッシング。
EP2:湯川連続バラシ事件・真相編
湯川釣行。その9(反省編)
でちゃった・・・。
キャッチ&リリース考。
キャスティングスクール。6
同じカテゴリー(釣”孝”記)の記事
 EP3:湯川でのフライフィッシング。 (2006-07-23 09:05)
 EP2:湯川連続バラシ事件・真相編 (2006-07-18 21:36)
 湯川釣行。その9(反省編) (2006-06-16 09:51)
 でちゃった・・・。 (2006-03-21 22:39)
 キャッチ&リリース考。 (2006-01-27 22:08)
 「生得的行動」と「習得的行動」。 (2006-01-23 21:15)

この記事へのコメント
こんにちわ、guitarbirdです

東京にいた頃、FFやってる友達の「運転手」として何度か同行しましたが、
友達が飽きると竿を借りて遊んでました。
その時やはり、どうしたら自然に見えるように流せるか、
ということを考えました。考えただけですが(笑)。
ちなみに30分ほどでウグイを4、5釣りました。

なお私は、FFに関しては、その時以来進歩してません・・・
Posted by guitarbird at 2006年01月27日 16:07
guitarbirdさん、こんばんわ。

フライフィッシングでは、「考える」という事が1番大事だと思います。
道楽ですから、プロセスも楽しまないと^^

30分で4,5匹とは。
絶対に才能ありますよ!!
(お世辞じゃないですよ、と釣ってみる^^)
Posted by 036 at 2006年01月27日 19:28
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
捕食行動とフラグ(補足)。
    コメント(2)